2023年1月、第5回WBC日本代表のメンバーになったことが発表されたヌートバー選手。
「たっちゃん」の愛称ですでに人気爆発していますね!
そんなヌートバー選手の家族構成について調べてみると、両親と兄と姉がいることが判明しました。
ヌートバー選手はアメリカ出身ですが、どのような家庭で育ったのか気になる人も多いですよね。
また今回はヌートバー選手が日本の代表選手に抜擢された理由についてもご紹介したいと思います。
この記事では、ヌートバー選手の家族構成や人物についてまとめています。
目次
ヌートバーの兄・ナイジェルはマイナーリーグの野球選手だった
ヌートバー選手の兄にあたるのがヌートバー選手の4歳年上のナイジェルさん。
元々小さいことから野球を含め、たくさんのスポーツを経験してきました。
小さいときはヌートバー選手と一緒に野球をたくさんしていたようなので、ヌートバー選手にとっても大きな存在ですよね。
ヌートバー選手の兄は、過去にアメリカのマイナーリーグで野球選手として活躍していたことがあります。
ちなみにヌートバー選手は海外で誕生していますが、兄のナイジェルさんと次にご紹介する姉のニコールさんは日本で誕生しています。
ヌートバーの家族構成まとめ!父・母・兄・姉の5人家族
ヌートバー選手の家族構成は、両親と兄と姉。
- 父 親:チャーリー
- 母 親:久美子
- 長 男:ナイジェル(ヌートバーの4歳上)
- 長 女:ニコール(ヌートバーの3歳上)
- 次 男:ヌートバー
ヌートバー選手は自身を含め3人兄弟で、末っ子になりますね。
では、ヌートバー選手の家族はどんな人なのでしょうか。
ここからは詳しくご紹介したいと思います。
ヌートバーの父親:チャーリー
大学まで野球を経験していて、その後は野球選手の指導者を務めています。
ヌートバー選手にとって、父親の影響はとても大きいのではないでしょうか。
チャーリーさんは久美子さんがアメリカへ語学留学しているときに初めて会うことになります。
当時、カリフォルニア・ポリテクニック州立大の学生だったチャーリーさん。
久美子さんの友人から「日本に興味がある人がいる」と紹介されます。
そのとき2人は交際関係には発展せず。
父親のチャーリーさんは、語学留学のため日本に来日。
大学時代の留学をきっかけに、ヌートバーさんの母親の久美子さんと知り合い結婚しました。
当時チャーリーさんは日本に留学していて、宿泊する家も決まっていました。
しかし、宿泊の直前に日本のある家族から宿泊を断られてしまいます。
そのとき唯一知り合いだった久美子さんに連絡を取り、なんと久美子さんの家族にお世話になるように。
このことがきっかけとなり、チャーリーさんと久美子さんは急接近。
宿泊することを通して、お互い大切な存在であると気付けたのかもしれませんね。
大学を卒業したチャーリーさんは、1度日本の東洋水産という企業に就職。
「赤いきつねと緑のたぬき♪」でおなじみの会社ですね!
当時は海外転勤などあったものの、2023年現在は日本の企業を退職し、地元であるカリフォルニアにて輸出業の会社を起業しています。
ヌートバーの母親:久美子
ヌートバー選手の母親は久美子さんといい、埼玉県出身。
旧姓は榎戸久美子さんという名前で、学生時代はソフトボールを行っていました。
高校はソフトボールの進学校である埼玉県立松山女子高等学校。
当時足の速かった母親の久美子さんは、チームにとても貢献していました。
先ほども少しご紹介しましたが、ヌートバー選手の父親は日本に留学していたことがあります。
一方で母親の久美子さんも専門学校を卒業したあとに、カリフォルニアに留学し、そこで「日本に興味があるアメリカ人がいる」と紹介されたのが、チャーリーさんでした。
久美子さんはヌートバー選手を含め子供たちに、
・時間を守ること
・気持ちの良い挨拶をすること
この2つを教えてきました。
ヌートバー選手が野球のチームメンバーとも馴染んでいるのも、母親の久美子さんの教えの影響かもしれませんね。
ヌートバーの姉:ニコール
ヌートバー選手の姉であり、両親の長女になるのがヌートバー選手の3歳年上の二コールさん。
ニコールさんも小さいときからバレーボールを経験していて、2023年現在はスポーツインストラクターとして活躍しています。
こうして見ると、ヌートバー選手の家族は全員スポーツと深く関わっていることがわかりますね。
ヌートバーはなぜ日本代表選手になった?
ヌートバー選手の両親は父親がアメリカ人で母親が日本人。
そのためアメリカと日本のハーフとして誕生し、国籍はアメリカで日本に帰化していません。
では、なぜヌートバー選手は日本の代表選手になったのでしょうか。
実はヌートバー選手のような日系人の選手が日本代表選手として抜擢されるのはヌートバー選手が初めてのこと。
実はWBCの代表選手に抜擢されるためには、いくつか条件があります。
- 出場国の国籍を持っている
- 出場国の永住資格を持っている
- 出場国で誕生している
- 両親のどちらかが出場国の国籍を持っている
- 両親のどちらかが出場国で誕生している
- 該当する国の国籍またはパスポートの取得資格がある
- 過去にWBCの最終ロースターに登録された経験がある
ご紹介したようにヌートバー選手の両親は、父親がアメリカ人で母親が日本人。
上記の7つの内容の、4番目の項目と5番目の項目に当てはまっています。
過去に注目されていた外国人枠の選手の中には日本と中国にルーツがある選手もいましたが、こちらの選手は出場資格が当てはまらなかったため代表に選ばれることはありませんでした。
ちなみに、ヌートバー選手の日本での名前は榎田 達治(えのきだ たつじ)。
監督を含めた他の選手からは、親しみを込めて「たっちゃん」と呼ばれています。
チーム内では「ヌートバーと呼んだら罰金!」というルールもあり、新聞にも「たっちゃん」と大きく出ていたヌートバー選手。
今後の活躍も楽しみですね!