流暢な日本語と物腰柔らかいイメージがあるロバート・キャンベルさん。
そんなロバートさんの告白が話題となっていますね。
カミングアウトの背景には、杉田議員の問題発言が関係していた!?
今回はロバートキャンベルさんの結婚などについてまとめてみました。
目次
ロバート・キャンベルのプロフィール
早速、ロバート・キャンベルさんの経歴を見ていきましょう。
- 名 前:ロバート・キャンベル
- 英語表記:Robert Campbell
- 生年月日:1957年
- 年 齢:65歳(2022年9月現在)
- 出身地:アメリカ合衆国ニュヨーク州ブロンクス
ロバートさんはアイルランド系のアメリカ人です。
カリフォルニア大学バークレー校卒業し1984年にハーバード大学へ東アジア言語文化学修士課程、同博士課程修了しています。
専門は近世文学から明治期文学で特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想に関する研究をされています。
東京大学名誉教授、国文学研究資料館館長としても活動していますね。
日本での経歴はこちら。
1985年:九州大学へ研究生として留学
1990年:九州大学文学部講師
1995年:国文学研究資料館助教授
2008年:東京大学総合文化研究科助教授、同年教授に昇格
2017年:3月末で東京大学を退職
2017年:4月1日付で国文学研究資料館館長
2018年:4月1日付で東京大学名誉教授の称号を得る
ロバートキャンベルは結婚して家族がいる?
今回、ロバート・キャンベルさんは自身が同性愛者ということをカミングアウトしました。
僕の立場から、最近政治家が行なっているLGBT「趣味」「支援不要」発言とその背景について短文を書きました。粗末な発言よりそれが雲が湧くごとく生まれ得る日本社会の仕組みについて議論する、ことが重要だと考えています。https://t.co/bc23bvstGF
— ロバート キャンベル (@rcampbelltokyo) 2018年8月13日
文章内容はもちろんですが、構成や言葉が理路整然としていて、わかりやすく説得力がありますね。
◆ロバートキャンベルのパートナーは日本人男性?
ブログの中で20年連れ添ったパートナーがいることも告白されていますね。
私自身、20年近く同性である一人のパートナーと日々を共にして来た経験から言うと、この国で、性指向のために身に危険を感じたことは一度もありません。
数年前、重い病気で入院した時も、窓口で状況を説明すると事務員から看護師、主治医にいたるまで淡々と治療方法や予後のことをパートナーにも伝え、終始、自然体で接してくれました。
それは今でも、感謝にたえないことです。
ロバートさんは2017年にパートナーと結婚していることもわかりました。
日本では同性婚はまだ認められていないので、アメリカで籍を入れています。
ロバートさんの結婚相は日本人男性とのこと。
身近な人たちにしか公表していなかったのですが、今回の杉田水脈議員のLGBT発言に対してのカミングアウトのようですね(・・;)
最後の文章では、
積極的に排除はしないが「触れてほしくない」が日本の常識で「美風」であるなら、改めるべき時期に来ていると私は信じます。
アンケートにLGBTが「周囲にいない」と答える日本人が多いのは、存在しない、ということではなく、安心して「いるよ」と言えない社会の仕組みに原因があります。
ふつうに、「ここにいる」ことが言える社会になってほしいです。
と綴っているので日本もまだアメリカなどに比べるとLGBTの方々が住みにくい環境なのでしょうか?
ロバート・キャンベルの両親や兄弟は?
ロバート・キャンベルさんに両親や兄弟はいるのでしょうか?
ロバートさんの父親は物心つく前に家にはいなく、母親のジョーンさんがシングルマザーとして育てました。
母親はニュヨークマンハッタンにある出版社社長の秘書を務めるキャリアウーマン。
当時のジョーンさんロバートさんからすると格好いいママだったそうな^^
ロバートさんが13歳のときに、母親が再婚。
再婚相手は弁護士で、彼といる母親がとても幸せそうに見え、ロバートさんもとても喜んだようです。
2001年に最愛の母親が他界。
そのときはかなり悲しみに暮れたと言われています。
ロバート・キャンベルさんには妹がいます。
妹は母親と再婚相手との間に産まれたので、異父兄妹です。
年齢は13~15歳くらい離れていると思われます。
妹はアメリカ在住でサップというマリンスポーツをされています。
ロバートさんも妹からサップを習い今でも息抜きの一環でされているようです。
今回の告白で多数の応援や共感するメールが届いていることなので、今後もLGBTに対する情報発信に注目ですね。
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