INTERVIEW

エリィ・マクダエル役 遠藤 綾

PSP『零の軌跡』の収録から約2年ぶりとなる今回の収録ですが、
収録を終えた今の感想をお聞かせください。

思えば最初の『零の軌跡』の時は戦闘ボイスだけで、いただいた資料では優等生っぽい性格設定しかわからなかった中で収録したんですよね。その頃から考えると、『碧の軌跡』やドラマCDなどを経て、世界観もまわりのキャラのこともわかるようになっていて、しみじみとうれしいですね。あらためて最初の出会いからセリフを入れることができるのはありがたいですし、がんばらせていただきました。

収録ボイスがかなり増えましたが、PSPの収録時と比べて、キャラクターへの思いに変化はありましたか?

セリフが増えたっていうのもありますし、物語がわかりやすくなったというのもあるんですけど、それよりも自分のキャラクターがわかるようになったきっかけはドラマCDだなと思っています。ゲームだとひとりでしか録らないので、他の人がどういう声でどういうテンションなのかわからないんですけど、ドラマCDで皆と掛け合うことができたのでエリィのことがよりわかるようになったんです。何となく皆の声が聞こえてくるっていうのがエリィを作る上で役に立っていますね。今回は出会った頃なので親しくなる前の最初の状態に戻すのがちょっと大変でした(笑)。それだけ私の中でエリィも成長していたんだな、ということを感じました。

印象に残ったセリフ、シーンなどはありますか。

ロイドって最初は熱血でおバカな感じかと思ってたんですけど、意外と真面目だったりしたこともあるので、思っていたのとキャラクターが違うというか…エリィもお姉さんっぽいのかと思ってたら積極的に戦ったりしますよね。仕事をしてる人としてのやり取りと年頃の男女のやり取りが見え隠れしながらも、距離が近くなったりで会話がもじもじするというか。ロイドも気のきいたこと言ったりしなさそうだけど、「今このタイミングでこれを言ってくれちゃうの?」っていうことも言うので、こういうことを言える優しい人なんだと思うとこのふたりを見ててモヤモヤします(笑)。

もし今後、続編である『碧の軌跡』がフルボイス化されるとしたら、どのようなところに期待したいですか。

今回みたいにフルボイスで台本をいただくと、いっぱいあるようで意外とギュッとつまってる、すぐ読み終わっちゃうっていう感じなので、『碧』のほうもすぐ終わっちゃいそうな気がします。このシリーズもアニメ化するとしたら映えるキャラクターですから、そういう感じのシーンも山盛りだったらいいなあと。基本的に真面目なお話なので、軽いところもあるといいな。ロイドがちょっとおバカさんになってくれないと話のやり取りもあんまりギャグになりませんし。ちょっと楽しい回がいっぱいあったらいいなと思います。

最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

フルボイスですからストーリーも濃いですしボリュームもある、「フルボイスだったらいいのにな」っていう人もたくさんいらっしゃったようなので、今回はそれが網羅されています。だから、本当に待っていた方にはどうぞ存分に楽しんでくださいという感じです。演じている側も世界観とキャラクターをより理解することができたので、フルボイスっていいなと思いました。なのでこれを機に『碧』もフルボイスになったらいいなあと思いつつ、皆さまは完成を楽しみに待っていてくださればうれしいです。